kouza 3azm

　
　　　鉢栽培ではわからなかった！

　　　　　ラン科植物は、地植え困難なことから、特に洋蘭ではほとんど鉢栽培が約２０年行われてきた。
　　　　　２，３年ごとに新しいコンポストで植え替えしてきた。
　　　　　これを行わないと生育不良、枯死するからである。
　　　　　このために、ペレポストの地植え栽培の実証試験は行われることはなかった。
　　　　　これまで使用されてきたコンポストでは、ほとんど１０年維持継続する栽培できなかった。
　　　　　
　　　　　この理由は２００年前から今日まで、ペレポストが開発されるまで、
　　　　　ラン菌が生息するコンポストを製造できなかったからである。
　　　　　したがって、ラン栽培の試験というのは、ラン菌の生息しない条件下のデーターである。
　　　　　自生地とは大きく乖離した・・・試験であり、栽培技術である。
　　　　　非常に優れた栽培家のみが・・・・肥料で素晴らしいさいばいができる！
　　　　　つまり、ラン菌ではなく、肥料で作る栽培法である。
　　　　　肥料を与えれば、生育促進し、葉が大きく多くなるから・・・光合成が多くなる。
　　　　　これでは体を持続できないから・・・・夏・・・冷涼な気候のところで栽培、または…冷房・・・移住させる。
　　　　　呼吸作用による消費を出来るだけ抑える・・・。
　　　　　そういう栽培である。

　　　　　ペレポスト栽培は・・・夏場・・・呼吸作用による消耗が大きければ・・・・
　　　　　光合成のみでは「夏バテ」するのであれば、光合成の他に・・・別なルートで、
　　　　　澱粉を調達すればよい・・・という理論である。
　　　　　この調達ルートが木材腐朽菌の菌糸である。
　　　　　つまり植物というのは・・・一度・・・その場所に根を落せば・・・・他の場所には移動できない。
　　　　　涼しいと頃を求めて移動できない宿命である。
　　　　　この宿命を背負いながら・・・多年草は同じ場所で生き続けなければならない。
　　　　　そこで・・・木材腐朽菌の菌糸を利用した！
　　　　　

　　　　　ランの鉢栽培というのは、人為的に・・・あれこれ出来るから・・・・
　　　　　ランは貧しい生活に慣れてりうから・・・・ラン菌の生息しない貧しい水ゴケ、軽石、バークでも・・・
　　　　　どうにか生きられる。
　　　　　本当は・・・・糖が欲しいのであるが・・・・Ｎ，Ｐ，Ｋ・・・でだまされ生きる。
　　　　　でも、体が健康であれば・・・どうにか生育できるが・・・・
　　　　　一度体調を崩せば・・・・肥料を吸収できない根になる。
　　　　　葉が大きく成長できないから光合成が十分できないようになる！
　　　　　ラン菌の生息しない用土では・・・この少ない澱粉で・・・翌年の芽を準備しなければならない。
　　　　　体調を崩さないラン栽培。
　　　　　これは至難な技術である！
　　　　　綱渡り・・・タイトロープのランつくりである。
　　　　　ラン展で賞に輝いた時が・・・ゴール！
　　　　　このベスト体調を維持継続できる人は・・・・ラン菌削除のコンポストでは・・・ほとんどいない。
　　　　　数年後・・・無残な姿をさらすことになる。
　　　　　肥料で作られた「美魔女」の身体である。
　　　　　ほんとの健康な体ではない。
　　　　　つまり・・・ピロリ菌が生息している美魔女である。
　　　　　肥料で同じ鉢に３年も栽培されれば・・・・鉢内には病害菌、嫌気性菌がうようよ。
　　　　　鉢は・・・パンティーである。
　　　　　同じ鉢に３年も植えているということは・・・同じパンティーを３年も穿いている女である。
　　　　　そうすればどうなる・・・・？？？？
　　　　　？？？？？
　　　　　つまり・・・バイ菌うようよの・・・・陰部・・・鉢・・・である。
　　　　　これでは美魔女も・・・健康を害し・・・・見る影もない姿になるのは当たり前の話。
　　　　　これが・・・これまでのラン栽培法である。
　　　　　
　　　　　ペレポストなら・・・無理に無理を重ねての美魔女ではなく・・・・
　　　　　健康で元気な・・・・笑顔こぼれる・・・美女が無造作にできる。

　　　　上手な人は・・・更に素晴らしい栽培ができる！
　　　　そうでない人は・・・枯らさない栽培ができる！
　　　　　　これがペレポスト栽培の最大のメリットである！

　　　　上手な人は・・・無造作に栽培できる！
　　　　　　上手な人は、自然の法則を・・身に着けているからである！
　　　　　　頭が柔らかい・・・。
　　　　　　歪んだ・・・プライドを持たない・・・。
　　　　　　花を・・・咲かせた！・・・・と言わない・・・。
　　　　　　発明を・・・妬まない・・・。
　　　　　　

　　木材腐朽菌による炭素循環栽培の１０年間の実証試験栽培。
　　　毎年　３００ｇｒ　ペレポスト　補給。
　　　ラン菌（木材腐朽菌）の繁殖用のエサとして生油粕　　５月、６月、７月の３回　　各１０ｇｒ。
　　　井戸水で灌水。
　　　１０年間同じ条件で継続実施。

　　　
　　　軽石、バーク、水ゴケなどのラン菌が生息しない用土栽培で、
　　　温室内に地植えした場合枯れるか、または夏負けで生育不良となる。
　　　温室内は連日４５℃７０日続いた。
　　　こういう環境で、光合成と呼吸作用の理論では・・・翌年のための強大なバルブを
　　　作ることはできない。
　　　澱粉を・・・多く蓄積貯蔵することはできない。

　　　ラン菌の生息するペレポスト地植え再場では、巨大なバルブを形成し、
　　　この貯蔵澱粉で、長大で強大なステムと強大輪の花と、花保ち抜群の弁質を
　　　形成した。

　　　女性の背丈と比較すると、この巨大なシンビジューム？？？
　　　　　この生長するエネルギーは、光合成のみとは考えにくい。
　　　更に、ペレット３００ｇｒ　と少量の生油粕の含有成分では、養分が不足する。
　　　しかし、実際には・・・不足している姿は見えない。
　　　何処から？？？？？
　　　ペレットに生息する木材腐朽菌！
　　　これ以外にはこのエリアには存在しない！
　　　木材腐朽菌の菌糸。
　　　菌糸の成分。

　　　リン酸、カリ、その他の微量要素。
　　　この実証栽培では全然与えていない。
　　　それでも、この健康な巨大な組織を作り上げている！
　　　つまり、地球の地表・・・植物の自生地が再現されている。

　　　炭素循環。
　　　植物が自生していると所には、必ず毎年新しい枯れ葉、植物組織死骸が生まれる。
　　　新しいリグニン、セルロース・・・。
　　　枯れ葉は燃える！
　　　炭素エネンルギーである。

　　　ペレポストの発明で、自生地の地表を再現できるようになったので、
　　　世界で初めて木材腐朽菌による栽培実証試験が可能になった。
　　　ペレポスト以外の用土では、この実証試験は不可能である。
　　　そういうことで、世界のいかなる研究所でも、
　　　木材腐朽菌による１０年に及ぶ実証試験はできなかった。
　　　この理由で、木材腐朽菌と光合成の関係が解明できなかった。
　　　
　　　
　　　

　　

　　　

ラン菌による炭素循環栽培法。
宇井　清太の新理論である。
地球の陸上に堆積する枯れ葉、植物死骸。
この主成分である高分子炭素化合物であるリグニン、セルロース。
リグニン、セルロースを分解する木材腐朽菌。
リグニン、セルロースを木材腐朽菌が分化したとき生産される低分子炭素化合物。
この低分子化合物の糖、糖質が・・・光合成を補完しているエネルギー源である。
これまで、このリグニン、セルロースを木材腐朽菌が分解したとき生まれる糖エネルギーを、
植物のエネルギー源と考えたものはない。
植物と木材腐朽菌の共生関係は、これまでほとんど解明されていない。
しかし、ラン科植物が発芽ステージで、栄養源である胚乳を具備していない種子が、
生命活動を開始するエネンルギーの調達、更に生長して形成されるプロトコーム。
この生長するためのエネルギー、生命を維持するためのエネルギー。
この「糖」「糖質」を・・・調達して生長している。
更に、ラン科植物には葉を具備しない・・・光合成を行わない「腐生ラン」も存在する。
これらを考察すると・・・土壌中に生息する「嫌気性菌」と共生していない。
つまり、これまで「ラン菌」と呼称されてきた菌は木材腐朽菌であり、
この木材腐朽菌はラン科植物以外の植物とも深い関係があるのではないか。
そういう仮説を立てた。
つまり、花崗岩の島屋久島で７０００年も生き続けている「縄文杉」「大王杉」は、
本当に光合成のエネルギーのみで生き続けてきたのかという疑問である。
多年草の樹木、宿根草は・・・同じ場所で永年生き続ける。
生きられる理由、条件・・・に木材腐朽菌が深く関与している。
土壌内の養分・・・微量要素は・・・どのように補給されているのか。
これにも木材腐朽菌が深く関与しているのではないか。

多年草を鉢に植えた場合に起こる土壌の劣化、養分不足、老廃物の蓄積、
微量要素欠乏、乾燥、多湿、通気不良・・・などの問題を、
自生地では・・・どのように解決しているのか？
この諸問題にも木材腐朽菌が深く関係しているのではないか？
つまり、乾燥ぢた時は菌糸が遠くから水分を吸収し根に供給。
多湿の時は菌糸が酸素を供給。
養分、リン酸、カリは・・・菌糸が供給。
微量要素は菌糸の死骸が・・・供給。
老廃物は・・・菌糸が分解。
土壌の劣化は・・・毎年舞い落ちる枯れ落ち葉を分解することで解決。
光合成をより盛んにおこなうためには、根の生態系が重要であるが、
この根圏エリアにも木材腐朽菌が深く関係している。
根が健全に健康に生きている状態を維持持続させているのは木材腐朽菌である。

この理論を実証するコンポスト（用土）が「ペレポスト。
ちきゅうの陸上に構築されている木材腐朽菌（ラン菌）による炭素循環を実証するには、
枯れ葉を圧縮したような・・・生樹皮を圧縮したペレットを用いた。
更に、このペレットに宇井　清太が新発見した木材腐朽菌を生息させた。

宇井　清太の理論の骨格は、
ラン科植物は、ラン菌と共生して生き続けている。
このことは、ラン栽培者ならほとんどの人が知っている。
このラン菌とラン科植物の係わりは・・・これまでは、胚乳を具備しないランの種子が、
発芽するステージに共生関係する。

それ以外の生育ステージで・・ラン菌は必要でないのか？？？
これが宇井　清太の疑問である。　
大きな株でも共生関係を持続させて生き続けている・・・これが宇井　清太の新理論。
しかし、長い間、この仮説を実証することができなかった。　
ラン菌が生息しているペレットの開発で、ようやく実証試験が可能になった。
ペレット以外の用土では・・・自生地再現出来ないから、永年にわたる共生関係を試験できない。
ラン菌の生息する用土が無かったから、
ラン菌が生息しない場合の生育。
ラン菌が生息する場合の生育。　

この比較を永年にわたって追跡、実証試験が不可能であった。

そういうことで、世界で誰も・・・試験することはできないまま、
光合成で作る澱粉で生き続ける・・・・という栽培がおこなわれてきた。
肥料で・・・ランを作ってきた。
ラン菌など・・・大株にはカンケイないという前提で栽培法が構築されてきた。
誰も不思議に思わないで・・・ラン菌削除栽培が普及してきた。
本当に、ラン科植物はある大きさに生長すれば・・・ラン菌が不要になるのか？
しかし、自生地の蘭の根は・・・全て「菌根」である。
なぜ、菌根を捨てる進化をしなかったのか？？？？
菌根は本当に無用なのか・・・？？？

そういうことで、ペレポストを開発すると同時に、
シンビジュームでペレポストの地植え栽培を開始した。
ラン科植物は「多年草」である。
１０年後、どういう状態になるか？？？？
世界で初めての木材腐朽菌とランの実証試験である。
一年草の試験と異なって、
多年草の試験は・・・５年、１０年・・・継続して一定の管理下で・・・・同じ人が行う必要がある。
そういう条件があるから、こういう試験を行う研究者がいなかった。
宇井　清太からペレポストを・・・こういう試験を目的で購入した研究所も個人もいなかった。
蘭界というのは・・・原種には熱心であるが・・・ラン科の根本、根源にかかわるものには熱心ではない。
多年草というのは、植物は移動できないから・・・同じ場所で永年生き続けなければならない。
この永年生き続けるために・・・植物は・・・どのような作戦を構築しているのか？？？
こういう疑問である。
本当に・・・光合成のみのエネルギーで・・・可能なのか？？？
こういう疑問を抱いたものが、不思議なことに蘭界にも、園芸界にもいなかった！

結論
　　ペレポストによるシンビジューム地植え１０年の生育を見れば明らかなように、
　　ラン菌が生息しているペレポスト栽培が、大株の生育に大きく関係していることが実証された。
　　温室内に地植えすることは、シンビジュームから見れば、自生地の環境と比較すれば、
　　非常に過酷な高温状態が長期間続くということであり、一般的に考えれば、
　　写真のように生育し開花することは考えられないことである。
　　しかし、実際に驚嘆するような姿で咲き誇り、元気である。根腐れも起きていない！
　　これは何を意味するのか・・・。
　　考えられることは、光合成の澱粉のみが・・・このシンビジュームのエネルギー調達ルートではない。
　　そのように考えると・・・容易に説明がつく。
　　ペレポストのリグニン、セルロース。
　　これを１００％完全燃焼すれば・・・３００ｇｒのペレットは約１０００Ｋcal。
　　木材腐朽菌が分解すればリグニン、セルロースは低分子の糖が生まれる。
　　この糖を木材腐朽菌に菌糸が吸収して・・・ランの根に供給する。
　　実証試験のシンビジュームでは、
　　光合成の澱粉とラン菌の菌糸が供給した糖の二つのエネルギーが、
　　巨大な株を作り上げたと推測される。

　　この１０年に及ぶラン菌生息ペレポストにより実証栽培試験によって、
　　ラン科植物は菌根を捨てなかった理由が証明できた。
　　また、ラン菌とランの共生関係は、発芽ステージのみでなく、生涯にわたって共生関係が継続される。
　　以上の二つが明らかになった。
　　
　　　　　　

　以上のことはラン科植物のみでなく、多くの多年生植物にも共通する。
　

　　　この実証試験結果により、地球上の陸上に自生するほとんどの植物が、
　　　木材腐朽菌とコンタクトをとりながら生き続けていることが推測される。
　　　枯れ葉、植物死骸のセルロース、リグニンを分解する木材腐朽菌は、
　　　約２億８０００万年前に誕生したといわれる。
　　　この長い年月、この木材腐朽菌はｓ地上に舞い落ちる枯れ落ち葉を、
　　　植物の死骸を・・・分解し続けてきた。
　　　この過程で低分子の糖が生産され、この一部が木材腐朽菌の菌糸によって
　　　植物の根に供給される。
　　　大部分の糖は、細菌によって分解されＣＯ２となって空中に放出される。
　　　そして植物の葉は、炭酸ガスを吸収し・・・光合成を行い澱粉を作り、
　　　子の澱粉を原料にしてリグニン、セルロースを作り葉を組織を形成する。
　　　やがて、葉、組織は枯れ・・・木材腐朽菌が分解する。
　　　この循環を２億８０００万年繰り返してきたことになる。

　　　この循環の中で、多年草植物は光合成とは別なルートで、
　　　木材腐朽菌と共生またはコンタクトをとりながら枯れ葉由来の糖を調達してきた。
　　　自然は植物にやさしくはない。
　　　光合成のエネルギーのみでは・・・生命継続維持、子孫を繁栄させることに不安がある！
　　　日本のエネルギーと同じ。
　　　多様なエネルギー調達をする進化をした。
　　　一年草と多年草では・・・エネルギー調達のモデルが・・・大きな違いがある。
　　　多年草では・・・栄養生長期間に、翌年のエネルギーまで・・・相当部分作り貯蔵しなければならない。
　　　一年草では・・・単年度決算で・・・種子に・・・次世代を託せばよい。
　　　種子に含有する澱粉を作ればよい。
　　　一年草と木材腐朽菌の関係は、多年草より・・浅い関係である。
　　　

　
　　　

　　　　
　　　　

　　　　

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